富士コンサルタンツ
株式会社

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PHILOSOPHY 企業理念

労働は、本来贈り物である。
⾃分のもとに流れ込んだ贈り物を、付加価値をつけて、次のプロセスにパスする(渡す)ことである。
⾃律的な⾏動を⽣み出すためには、⼈や組織の働き・動かす共通の価値観を明確にする。

  • ― 公共事業を基に、地域貢献を図る【世間良し】
  • ― 社員の幸福のためお互いに協⼒する【相⼿良し】
  • ― 企業が継続・繁栄を続ける【⾃分良し】

以上から「三⽅良し」を⽰します。

MANAGEMENT POLICY 経営理念

品質だけでなく、消費者に受け入れてもらえるサービスを市場に送り出し、役立ち、喜んでもらえたうえで、「利益」が出るように努めます。そのための「経営方針」を次に示します。

  • 1.設計の外注を極力行わず、直轄で業務をこなし、技術力を蓄え、無駄な費用を使わずに利益を上げることに専心します。
  • 2.蓄えた技術を広い範囲に移転して、互いに連携を図ることで、技術力の向上を図ります。
  • 3.コミュニケーション能力を向上させ、顧客との協議・打合せ、および成果品において満足感を与えられるようにします。
  • 4.組織をフラット化し、技術及び労力において、相互に協力し合うことで業務の正確さと効率性の向上を成し遂げます。
  • 5.地域ごとに、営業拠点を設け、災害等の緊急時における即応体制とします。
  • 6.過去の技術を蓄積し、新規業務を取り入れ、補修等の技術の循環を図ります。
  • 7.十分な利益を出すことで、社員及び地域に貢献します。

以上述べた経営方針は、「昨日と同じ明日が来る」と言う環境では有効で、継続すべきことです。しかし、日本の現状では、経済や産業が成熟して、少子高齢化が続き、成長の余地は見出しにくくなります。そこで前提となる環境から変化を起こす必要があります。日本全体の持続可能性を考えていくには、東京の「一極集中から多極集中」が選択肢となります。それには「地域創生」ではないかと考え、広域に進出して地域づくりに携わっていくことを考えております。

GUIDING PRINCIPLE 行動指針

一度起こったことは、また同じことが形を変えて起こっています。したがって悩まずに振る舞うには、「この場合にはこうしたほうが良い」という行動基準が必要です。日常的な単純行動であれ、高度な知性によって業務が行われようと、常に行動基準を忘れてはなりません。
次の行動指針をもって仕事に意欲的立ち向かいます。

  • 1.仕事に積極的に立ち向かう。
  • 2.社会環境の変化に応じて展開していく。
  • 3.思い立ったら、試しに実行してみる。
  • 4.ピンチで動きチャンスを作る。
  • 5.チャンスの後はピンチがくることを肝に銘ずる。
  • 6.継続する力を身に着ける。

GREETING ご挨拶

弊社は、社会の発展と公共の福祉という会社理念のもと、受託した業務を誠実に遂行し、発注者および真の提供者である市民の皆さまに満足いただける成果を追求してまいりました。

昨今、急速な技術革新が進む中で、弊社はAI技術の活用を積極的に取り入れ、業務の効率化と精度向上を図るとともに、より多くのお客様のニーズに応える体制を整備しております。これにより、これまで以上に広範な顧客層へ価値を提供し、社会の発展に貢献していきたいと考えています。

私たちは、企業の安定・継続・発展を最優先の目標とし、正確な情報、客観的なデータ、そして技術的な裏付けに基づく誠実な対応を基本原則としています。これらを実現するため、社員一人ひとりが協力し合い、新たな知識や技術を共有することで、優れた人材の育成にも力を入れております。また、AIを活用した効率的な業務プロセスの構築により、社員が創造性を発揮できる環境を整え、企業全体の成長を目指してまいります。

属人性をなくし「ワン・チーム」として、全社員が一丸となり、持続可能で豊かな未来を創り上げるため、社員一人ひとりの意見や考えを大切にしながら、日々の業務に取り組んでまいります。

今後とも、社員とともに知恵を出し合い、さらなる発展を目指してまいりますので、引き続きご支援とご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役⽯川 賢⼀

ISO INITIATIVES ISOに対する取り組み

QUALITY POLICY 品質方針
ISO9001:2025

わが国の健全な地域発展の一翼をになうものとして企業の理念を追求し、企業としての安定・継続・成長を目指す。
また、顧客の目的を合理的に実現する為、正確な情報・データをもとに、長年培った高度な技術を活用し、倫理的規範を遵守し誠実に対応することを基本原則とする。
事業活動を通じて環境に配慮し、文化の向上に寄与し、関連法規はもとより社会が求める規範を遵守する。そのために以下の行動を取る。


               
  1. 提供するサービスの価値を⾼め、広い範囲に対応できる技術者として研鑽・努力をかさずに成長する。これは、経済的責任を遂⾏し、社会全体の⽂化向上に貢献する。
  2. 健全な経営を⽬指して経済的な収⽀基盤を確⽴し、⽇常的な業務の効率化を図る。これは、企業の安定・継続・成長を支え、全ての責任を果たすための要である。
  3. 顧客の要望を着実に捉え、企業内での調整を図り、倫理的規範、関連法規、環境配慮、⽂化的影響を考慮した優れた成果品を⽣み出す。これにより、顧客の⽬的実現と社会的価値の向上を両⽴させる。
  4. 企業内の⼀員として互いに協調を図り、社会の⼀員として求められる倫理規範、関連法規、並びに環境・⽂化に対する配慮を遵守する内部体制を構築・維持する。
  5. 地域社会の安全・安⼼に寄与するために、災害等の緊急時における即応体制を備える。これは、わが国の健全な地域発展への貢献という企業の理念を具現化する⾏動であり、環境的責任を果たす重要な側⾯である。

ENVIRONMENTAL POLICY
環境方針 ISO14001:2024

富士コンサルタンツ株式会社は、主な業務である公共土木事業の設計業務及び付随する測量業務・地質調査・その他調査の実施過程及び設計方針を通して、地域及び地球環境の保全に積極的に取り組む。
それが我社の企業としての社会的責任であることを深く認識し、以下の活動を推進する。


               
  1. 環境に配慮した公共土木事業の設計業務及び付随する測量業務・地質調査・その他調査を行なう。設計業務は下記の項目に着目し、技術的・経済的に可能な範囲で実現することを目指していく。
      ⑴国や地域における環境関連法令、方策等の動向とその背景の理解
      ⑵環境関連法の順守
      ⑶発注者、施工会社、資材会社、地域のコミュニティなどの利害関係者と連携
      ⑷工事段階や維持管理段階での効果発現に留意した計画・設計
      ⑸ライフサイクルを考慮した環境配慮に係る提案及び設計
      ⑹災害等における支援活動
  2. 日常のオフィス活動における省エネルギー、省資源の推進、廃棄物の削減に努める。
  3. 環境方針の実現に向けた環境目標を定め、その実現を図り、定期的な見直しをすることにより、環境マネジメントシステムの継続的な改善を行っていく。

OTHER INITIATIVES その他の取り組み

災害や緊急事態時の対応

自治体との災害協定
・2014年 栃木県と建設コンサルタント協会が「橋梁の地震時緊急点検における支援協力に関する協定」の締結
・2017年 宇都宮市と地元建設コンサルタント8社と災害時の緊急対策業務の実施に関する協定調印

過去の災害支援の記録
・1986年台風10号で栃木県茂木町逆川の氾濫による町中心部が水没する未曾有の災害となった。逆川に復興記念となる吊り橋の設計も行った。
・1998年8月那須災害により、余笹川や黒川が氾濫し浸水被害をもたらした。災害復旧で流された橋等の復旧設計を行った。
・2011年3月に発生した東日本大災害に際して、鉄道の普及のための調査を実施した。さらに、福島第一原発からの放射能漏れによる除染業務に従事した。
・2019年台風19号の直撃で栃木県内の中小河川の決壊や浸水が相次いだ佐野市・鹿沼市・足利市・栃木市における災害復旧工事の設計を実施した。
・2022年8月、秋田県北部の大規模な豪雨災害が発生。秋田県災害復旧サポートエンジニア出動要請を受け、被害状況調査に参加。復旧護岸設計を20箇所行った。

働き方・雇用に関する取り組み

当社は出産や子育てに対応できる柔軟な勤務形態を整え、継続して働ける環境を提供できるよう取り組んでおり、他の社員もこの取り組みを積極的に応援している。

シニア層についても、人生100年時代に合わせて、働ける限り働く自立心を育み、自らの知識と経験を活かして「働く(=傍を楽にする)」ことを推奨している。これにより、多様な世代が共に働き、互いに学び合う文化の醸成を目指している。

会社は学びの宝庫。30歳前後の若手技術者は周囲の先輩技術者の指導のもとで育成され、未来のリーダーとしての成長を遂げていく。ミドルクラスの社員には業務に専念し、キャリアを築ける環境を整備している。

社員一人ひとりの成長をサポートし、それぞれが持つ可能性を最大限に引き出せるようサポートしていく。共に未来を切り拓き、持続可能な成長を実現していこう。

社員教育に関する取り組み

技術職には資格が必要なため、当社では、内部および外部での研修を通じて全社員のスキル向上に努めている。最新の技術動向をキャッチし、社員一人ひとりが新しい技術を習得できるよう、3D-CADの研修等も実施している。

現在、AI技術の導入を目指しており、業務の効率化と品質向上に取り組んでいる。AIを活用したデータ分析やプロセスの自動化により、将来的に社員がより高度な業務に専念できる環境を整えることを目指す。

これにより、技術者としての倫理観と責任感が育成され、また自信を持たせることができる。さらに、業務を遂行する上での協業や顧客対応といった社会人としての重要な行動指針を日常的に共有し実行していく。

働くことは学ぶことであり、自分自身と周囲の成長を促進するものである。社員の成長は企業の成長に直結すると信じており、共に未来を切り拓くことを目指していく。

SDGsに関する取り組み

わが社は、人々の暮らしに密接に関わる社会基盤を整備し、安全で豊かな社会づくりに貢献してきた。
SDGs(Sustainable Development Goals)が世界共通に抱える社会が問題を解決し、世界全体で2030年を目指して明るい未来を作るための、17の目標として掲げているが、当社では企業価値の指標であるCSR(企業の社会的責任)を高めるために、次の8つの項目に重点を置いている。SDGs視点を参考にして人材マネジメントにも取り組むことが出来る。

健康な生活があるからこそ、私たちは家族との満たされた時間やスポーツを楽しんだり、仕事に打ち込んだりといったことができ、それを支える福祉の充実によって心も体も満たされた豊かな社会の実現をすることができる。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

  • 心身が満たされた豊かな社会の実現

    ・質の高い健康診断サービスの提供
    ・フィットネスクラブ登録
    ・高齢者が働く機会

  • 公平に教育を、教え学ぶ機会を提供

    ・教え合う環境づくり
    ・社内外教育
    ・教えることの高評価

  • 女性活躍推進、ダイバーシティ推進

    ・子育て支援
    ・外国人の雇用

  • 働き甲斐のある職場環境づくり

    ・働き方改革の推進
    ・生産性向上
    ・成果主義

  • ITCの教育と取り組み

    ・インフラを支援する気概
    ・新技術の取り組み
    ・新規事業の開拓

  • 持続可能で安全、強靭なインフラ整備

    ・災害支援
    ・構造物の老朽化調査・耐震設計

  • 持続可能な生産と消費のしくみ

    ・ISO環境方針の取り組み
    ・農業法人の設立

  • マネジメントでコミュニティの再構築

    ・協業
    ・チームビルディング