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価値観外交

2021.05.24 歴史から学ぶ

安倍政権の功績 「価値観外交」

価値観外交というのは、普遍的価値、つまり自由民主主義基本的人権法の支配市場経済を重視して、これらの価値観を共有する国々と連携していこうという方針のことです。日本では安倍政権で初めて外交政策として掲げました。それについて考察します。

1.損得ではなくて、見えない価値観を構築する

価値観外交というのは、普遍的価値、つまり自由民主主義基本的人権法の支配市場経済を重視して、これらの価値観を共有する国々と連携していこうという方針のことです。

日本では安倍政権で初めて外交政策として掲げました。政治家としてはできれば多くの国民が支持してくれるような政策をしたいと考えるのが普通ですが、安倍さんは損得ではなくて、見えない価値観を中心とするんだと言いました。

貧しい国でも、地球の裏側にある国でも構わないんです。日本とはこれまで貿易関係がほとんどなかったそんな国でも構わないんです。この普遍的な価値を共有して広げるためであれば日本は積極的に連携していきますといったんです。

これによって、日本のプレゼンスを高め、各国の首脳が安倍さんを高く評価しました。何よりも大きかったのはアメリカのトランプ大統領との関係が良かったということです。

さて安倍さんが総理大臣になるまで日本がこれほど国際社会で存在感を示したこと、プレゼンスを示したことはありませんでした。

確かに日本は経済成長を果たして世界第3位の経済力を持つようにはなりました。でも国際社会では、日本は相変わらず影響力がありませんでした。世界は欧米を中心に動いていたんです。国際社会で何か新しいルールを作るときには、欧米諸国の利害関係で作られていたということなんですね。

もちろん世界で紛争が起きても日本はタッチしません。自分たちは平和のために血も汗も流さないが、その人たちが築いてくれた平和の上でお金儲けをするということです。

1991年に湾岸戦争が起きました。独裁国家であるイラクがクウェートに侵攻したという事件がありました。そして世界中の国々が集まって多国籍軍を結成してこの侵攻やめさせた戦争です。実はこのとき日本は約2兆円の支援をしました。しかし自衛隊は派遣しませんでした。派遣すると憲法9条に反するんじゃないかという恐れがあったからです。

この理論は世界には全く通用しなかったんです。国際社会は日本は金だけ出して何もしないのかといって厳しく批判しました。もちろん、同盟国であるアメリカもこういった日本に対して強い不満を持っていました。日本はアメリカのことを守ってはあげない。そんな国をアメリカ人が命を懸けて助ける必要があるのかとそんな意見が強かったんです。

こうした状況で、安倍さんは積極的平和主義というスローガンをかかげました。日本は日本のことだけを考えるんじゃなくて、積極的に平和を創るために貢献するんだと、そして国際平和のために自衛隊が積極的に活動できるような環境を整えました。もちろん自衛隊にも過酷な海外に義務を果たしてきました。

そして、安倍さんは価値観外交に基づいて積極的に自由主義の国々と連携を深めてきました。安倍さんが単独訪問したのは実に81回にのぼります。日本の総理大臣が初めてこの国を訪問した国もたくさんあります。

そして、行く先々の国々で価値観外交について説明しました。日本は普遍的な価値観を共有する国々とは連携を深めます。そうでない国とは連携を深めませんとこういったんです。そして貧しい国からは歓迎されました。あるいは中国と環境を深めていたヨーロッパの国々に対しては安倍さんが中国の脅威について詳しく説明しました。もちろん、トランプさんにもです。こうして世界の国々が安倍さんのビジョンに賛同していくようになりました。

 中村学 

2.コメント

暴走している中国に向けて連合艦隊が集合するのは、清朝時代の義和団事件以来です。これも安倍外交の功績か。

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