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2021.03.23 コミュニケーション

無意識のメッセージ

 我々が「深層対話力」を高めたいと思うならば、この「無意識のメッセージ」についても自覚しておく必要があります。力量や人間力が、相手に見抜かれていることに気がつかないことは怖いことです。

 相手の話を聞くとき、心得はただ一つ「聞き届け」をすることです。「ただ聞く」のではなく、「深い共感の心をもって相手の話を聞く」ことです。

 我々が顧客から仕事を得るとき、買って頂くのは、実は「商品」ではなく、買っていただくのは、我々の自身の人間です。そして、我々がどのような「人間」であるかは、優れた人物には、その面構えや身のこなしから、自然に伝わってしまう。それは、「言葉以外のメッセージ」として、自ずと伝わってしまいます。

 「深層対話力」とは、相手の「言葉以外のメッセージ」を感じ取る力だけでなく、相手に「言葉以外のメッセージ」を伝える力でもあります。

 「深層対話力」という切れ味の良い「剣」は、使い方によっては、相手に対する「共感」や「支援」「協調」を通じて、相手との良い関係を築き、使い方によっては、「操作主義的発想」や「密かな優越感」「無意識の傲慢さ」によって、相手との関係を壊してしまう。

 では、どうすれば良いか?それは、相手に、深い「敬意」を持って、それが顧客であれ、業者であれ、上司であれ、同僚や部下であれ、相手を「一人の人間」として見つめ、「敬意」を持って接することです。

「深層対話力」とは「相手の深層と対話する力」であることを超え、究極「自己の深層と対話する力」に他なりません。

【田坂広志】

マネはできそうにもありませんが、こんな人がいるかを意識してみて、いたら学んでみようかと思います。

【コメント】

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