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2021.03.29 歴史から学ぶ

未来予測には歴史が役立つ

 歴史とは、未来予測の学問である。それぞれの民族が数百年、数千年にわたって培ってきた性格、行動パターンがあり、同じ行動を繰り返しとってきた。国民性は自然条件に大きく影響される。なぜ隣国と分かり合えないのか。それは地理的条件が違うからである。国家の行動を地理的条件から説明する地政学は、国民性を理解する上で有効である。それぞれの民族の行動パターンが読めれば、今後数十年の世界の動きを予想できるという。

 日本は典型的な海洋国家として、軍事、経済、そして独自の文化形成の面で大きなメリットを受けて来た。朝鮮半島や中国大陸におけるランドパワーの争いに加わって得たものは何もない。大きな犠牲を払って、かつ背負わされた負の遺産に悩むばかりである。これは、世界史でも、ロシアや中国、ドイツのようなランドパワーの国がシ―パワーになろうとして失敗している。地政学的にみれば、日本がシ―パワーに徹すべきことは明白で、東アジアから引いていく米国の穴を埋め、自由と繁栄を志向する海洋アジア諸国の柱としてリーダーシップを発揮することである。

 

【茂木誠】

 

勢力のバランス崩れると戦争が起きる。戦争をしたくないと思うと新しい戦争が起きている。秤の上に乗っていることを意識したほうがよい。

 

【コメント】

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